2016/05/28

ミズコミズオMの水遊記(すいゆうき) 第13話目 「セリフを下さい」の巻

今回は以前オミプロ作品に出演されていた、竹中さやかさん出演の舞台公演に行って参りました。


竹中さやかさん出演の舞台

Theatre劇団子 31th act
「セリフを下さい」
5月25日(火)~5月29日(日)/
東京・中野 テアトルBONBONにて公演


会場の最寄り駅はJR総武・中央線 中野駅。

中野に早めについて、中野恒例のブロードウェイ巡りののち、5月31日まで中野のメテオにて開催中の「わたしのファミカセ展2016」を鑑賞。ファミカセ展についてはツイッターの詳細なまとめがあるのでそちらをご覧ください。

本公演が1989年が舞台とのことなので、中野のブロードウェイの古本・古玩具屋巡りやファミカセ展で観に行く自分の「1989年観」を掘り起こし、今回の公演に備え・・・・嘘です(笑)。ただブロードウェイ巡りやファミカセが大好きなだけです(笑)。

会場に着くと、場内はすでに満員。定刻になり舞台は開演。

舞台のあらすじは、
1989年4月。前野商業高校の放送部は様々な過去の因習に縛られ新入部員の勧誘もままならないほどに廃れ切った部活動になっていた。だが一人の新入部員の奮起とそれに呼応しコンテスト出場という目標を持った部員たちが盛り上がりを見せた矢先に・・・。そして27年の時は流れ現在、部長の七瀬さんがとある事件に関わり・・・・。

てな感じのヒューマンドラマ劇です。

劇団子は今回も背景セットが非常に作りこまれていて、舞台の雰囲気づくりを大切にしています。

この舞台は2016年の現在から始まり、ある事件に関わった七瀬という元放送部員の話を聞きに来た弁護士が、母校・前野商業高校に赴き、七瀬が放送部部長をしていた1989年当時の回想が始まり、以降ところどころに2016年の現在と1989年の過去の話が交錯して展開していきます。

1989年と2016年、それぞれの過去と未来の登場人物の変遷が面白く描かれ、また、未来につながる過去の伏線もきちんと張られてあってきめ細やかな話の作り方をしていました。

劇団子は今回の公演においても、一人一人のキャラクターの面白さがよく出ていて、かつ以前の公演でも見せたボケと突っ込みが気持ちいい軽妙な掛け合いで場内のお客さんを笑わせ、そして時にシリアスな場面で魅入らせたりもします。

佳境へと入るにつれ、状況は一様に変転してきます。

1989年、一人の新入部員の奮起でコンクール出場という目標を持った放送部は、出場に向け一丸となって練習しますが、芸能活動をしていたために幽霊部員状態だった七瀬の親友が部に戻ってきたことで放送部は一波乱起きてしまう・・・。

・・・・・そして2016年、七瀬が関わった事件は、1989年の一波乱の過去から少しづつ真相が・・・!?


さて、竹中さやかさんはどこで登場したか?

前野商業放送部部長・七瀬さんとして出演。

今までの舞台やオミプロ登場時とは打って変わった、内気で地味でおとなしい女の子を熱演。
内気で弱気な七瀬さんについつい同情、感情移入してしまうほどにさやかさんは七瀬さんを演じきったのでありました。

全体的に、内容的にも興行的にも非常に高いレベルでバランスが取れていて、大いに満足した舞台観覧でした。

次回以降もどこか行ったら記事書こうと思います。
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2015/06/23

ミズコミズオMの水遊記(すいゆうき) 第11話目 「ライトニング~ヒートプラネットレディ~」の巻

今回は現在は以前オミプロ作品に出演、現在はオミプロを離れている朝比奈叶羽さん出演の舞台公演に行って参りました。

朝比奈叶羽さん出演の舞台

カルミアクラブ第5回公演
「ライトニング~ヒートプラネットレディ~」
6月2日(火)~6月7日(日)/
6月23日(火)・6月24日(水)・6月28日(日)
西日暮里・ 戸野廣浩司記念館にて公演


会場の最寄り駅はJR山手線・京浜東北線西日暮里駅。

定刻になり舞台は開演。舞台のあらすじは、

女性が人口の圧倒的大多数を占め、男性比率が極端に少ない星・ヒートプラネット。
王女は4人の有力者を選び、宇宙シャトルのなかで王女と結婚するための選考儀式を行おうとします。

出自や置かれた立場、性格の異なる4人はそれぞれの思惑を秘め、選考に臨もうとしますが、シャトルに乗り合わせた宇宙連邦政府の特使から、会場となる宇宙シャトルのなかに、「ライトニング」と呼ばれる政府指定最高ランクの指名手配犯が船内にいると聞かされます・・・。

てな感じのSF劇です。

序盤に差し込まれたキャスト全員による音楽にのせた華やかなダンスも、舞台全体の華とメリハリを引き立たせるすばらしいもので、かつ導入部のプロジェクターによる人物紹介・大筋の説明もわかりやすく好印象です。

この舞台の面白いところは、名門の一流貴族・別の星の凡庸な王子・胸に野心を秘めた、叩きあげから登り詰めた軍最高参謀、名門貴族であったが父が革命に失敗し零落した若い男
と、タイプの違う4名がそれぞれの思惑を胸に王女の婿候補として火花を散らすところでしょうか。

それぞれの惑星運営の公約も主張が異なり、政治的な駆け引きもあいまって、物語全体のスケール感の向上につながっていると思います。

中盤から終盤、ライトニングが潜入しシャトル内を恐怖と混乱に陥れます。
ライトニングの真の目的とその正体は!?

そして、王女は最終的に誰を結婚相手、すなわち国王として迎えるのか!?

佳境へと入るにつれ、状況は二転三転してきます。

さて、朝比奈叶羽さんはどこで登場したか?

叶羽さんは最高参謀の腹心として出演。
クールな演技、スタイリッシュなアクションを堂々、見事に披露しました。

なお、この公演はダブルキャストで、本日・本時間帯は叶羽さんが属する配役チームの登場公演。
28日の千秋楽までに、別の配役チームと交互に出演、叶羽さんをはじめとした出演者たちは公演日時・チームごとに配役が入れ替わることとなるので、観覧の際は公演日時にご注意ください。

記事をご覧になった方で、興味を持たれた方は、28日日曜日まで公演していますので、是非会場まで足を運んでいただき直接会場でご覧いただけましたら、幸いです。

全体的に、内容的にも非常に有意義な舞台観覧でした。

次回以降もどこか行ったら記事書こうと思います。

おまけこぼれ話
今回の会場名として記されている戸野廣浩司(とのひろこうじ)は、1972年にテレビドラマデビューするやいなや、人気特撮「快傑ライオン丸」のタイガージョー人間体・虎錠之助役として抜擢。
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新人俳優らしからぬ演技力で将来を嘱望されていたのですが、同年12月にロケ宿泊先の浴場で不慮の事故死を遂げました。
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半年~一年そこそこの活動期間で志半ばで亡くなってしまった戸野廣浩司の名前を劇場に冠したのは、劇場主がほんのわずかの間に、タイガージョーの演技で可能性と輝きを見せながらも無念の死を遂げた戸野廣のことを多くの人に知ってもらいたい、との想いで戸野廣浩司の名を劇場に冠した、とのことです。(戸野廣浩司記念劇場HPブログに詳細が書いてあります)

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2014/03/19

ミズコミズオMの水遊記(すいゆうき) 第10話目 オミプロ出演キャスト・長井鈴菜さん出演舞台「笑う花」の巻

ミズコミズオMの水遊記もおかげさまで10回になりました。

今回の水遊記は、

オミプロキャスト・長井鈴菜さん出演
劇団水中ランナー 旗揚げ公演 
笑う花

東京・中野 中野ウエストエンドスタジオ
2014年3月19日(水)~3月23日(日)まで公演

へ、行って参りました。

先月に引き続き、長井鈴菜さん出演の舞台公演へ行くのは三度目になります。

内容は・・・。
とあるシェアハウスに住む、様々なジャンルで大成する夢を抱いた住人たちと、それを温かく見守るシェアハウスのオーナー。
彼らは一つ屋根の下仲良く、明るく楽しく暮らしているのだが・・・・。

と、いう感じでお話は推移していきます。


序盤はハイテンションで、これでもかというほどに明るく、楽しげなシーンが展開されていきます。

しかし中盤から、シェアハウスの住民たちの様々な過去や、シェアハウスの住民たちの間で様々な事件やトラブルが起きたりします。

序盤の明朗さと、中盤以降の住人たちの暗い過去・抱える傷の明暗のギャップの落差が激しくなるのですが、そのギャップ・明暗をテンポよく、効果的に物語に絡めていくあたり、さすが!と感じました。

終盤に向かうにつれ、事件やトラブルがきっかけで自分の夢と現実のギャップを思い知ることとなる住人たち。
そんな「現実」に、住人たちはどのように向き合って立ち向かっていくのか?

それは公演が23日日曜まであるので、会場まで足を運んでいただいて、この目でご確認いただけましたら幸いに思います。


最後に、長井鈴菜さんの舞台上での活躍は?

鈴菜さんの役柄は、ミュージシャンの卵の恋人にして、まったく笑顔を見せることのない女性の役。
複雑な背景を持った難しい役柄にも関わらず、物憂げなキャラクターを見事表現し、堂々演じ切っていました!

全体的に面白く感じ、非常に満足できました。

では、いずこともなくどこへやら、今後のミズコミズオMの水遊記にご期待ください。
2014/02/26

ミズコミズオMの水遊記(すいゆうき) 第9話目 オミプロ出演キャスト・竹中さやかさん出演舞台「Up With Future」の巻

今回の水遊記は、

オミプロキャスト・竹中さやかさん出演
エンターテインメントパフォーマンス劇団SSP 4thLIVE公演 
Up With Future
~Synchronizer~

東京・日暮里 日暮里d-倉庫
2014年2月26日(水)~3月2日(日)まで公演

へ、行って参りました。

竹中さやかさん出演の舞台公演へ行くのは一昨年9月以来二度目になります。

会場は、日暮里。横浜から東海道線で東京まで出て、京浜東北線に乗り換え12分。
駅からも近く、すんなり会場入りできました。

会場に着いてチケットを購入すると、半券やチラシのほかにトランプのカードを渡されました。
半券やチラシは分かりますが、なぜトランプを?

どうやら、トランプのカードの数・柄で、お客さんの入場整理を行なってたようです。
これは理にかなった、なかなかしゃれたアイディアと思います。

前説では、かなりのハイテンションで舞台鑑賞時の注意ごとを説明。
そして、今回の舞台は「体感型」と説明した上で、お客さんとディスカッションを図っていました。

個性的かつ斬新な前説ですが、これだけでは何のことやら?ここは行方を見守るよりほかないでしょう。

内容は・・・。
冴えない営業マン・ナオヒロが、突然ひょんなことから異世界にワープしてしまい、紛れ込んでしまった。

そこでは、普段と違う衣装を着た人々が、異なる文化圏で生活を営んでいるようだが、テレパシーを使わないとコミュニケーションが取れない。

異世界の水先案内人・クラウディアと出会ってからは、なんとかぎこちないながらもテレパシーでのコミュニケーションが取れるようになったが、そうこうしているうちに異世界の騒動に巻き込まれてしまう・・・・。

と、いう感じでお話は推移していきます。

まず、見ていてこれは!と思ったのは、音声効果の使い方でしょうか。

異世界の人々はテレパシーを使って話をしますが、エコーやエフェクトがかかっていて、舞台でセリフをいうナオヒロとコミュニケーションが取れない(ナオヒロがテレパシーを使えるようになってからは、普通にセリフのやり取りに移る)という、物語の設定を生かした音声効果の使い方の工夫のしかたに思わず感心しました。

ナオヒロがぎこちないながらも徐々にテレパシーによる会話を覚えていく過程を物語に組み込んだのも、説得力がありました。

そして、物語全編を通して、ちょっとした小道具の使い方が、実に物語の場面場面にフィットしていて、効果的に練りこまれた道具の使い方はさすが!と感じました。

異世界の人々とのコミュニケーション、異世界のリーダーから出されるミッションを通して成長していくナオヒロ、水先案内人クラウディアやナオヒロの仲間をはじめ、異世界の人々が抱える様々な問題などの人間ドラマもまた、見ごたえがありました。

舞台の合間合間で、過去と未来の概念やさまざまなものの考え方を、お客さんたちとディスカッションしながら、舞台キャスト・お客さんともどもちょっとした体操?などを交えて理解してもらうという試みは、斬新に感じましたし、結構勉強になりました。

それが前説で紹介された「体感型」舞台なのでしょう。

終盤はナオヒロや仲間たちが力を合わせて敵と相対していきます。
舞台上のアクションやBGMもあいまって、「これを企画した人って、多分ゲーマーだ・・。」と見ていて直感で感じました(笑)。

さて、ナオヒロたちは敵と戦って目標を達成することが出来るのか?
そしてその先には何が!?

それは公演が日曜まであるので、会場まで足を運んでいただいて、この目でご確認いただけましたら幸いに思います。


最後に、竹中さやかさんの舞台上での活躍は?

さやかさんの役柄は、ナオヒロにとって異世界での水先案内人にしてパートナーのクラウディア役。
オミプロでみせているキレのある芝居やアクションはこの舞台でも健在。

かつ、この舞台作品のヒロインを堂々と、感情表現豊かに演じ切っていました!


全体的に面白く感じ、非常に満足できました。

では、いずこともなくどこへやら、今後のミズコミズオMの水遊記にご期待ください。

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