2012/08/12

昭和アニメ・特撮名作選 第5回 アタッカーYOU! 後編

前の記事の続きです。

作品の時間軸は、1984~87年あたりまで推移していきます。
女子では大林素子や中田久美、吉原、男子では河合俊一や中垣内といった選手がバリバリ活躍していたバレーボール黄金時代でもあるのです。
0.jpg
右のイケメン男性はセブンファイターズ監督にして全日本コーチ・三田村。ホモ漫画系のイケメンぶりがナイスです(笑)。中の人はガンダムのワッケインや破裏拳ポリマーの人です。大門や相手チームの陰謀を見抜けなかったり、采配は結構出たとこ勝負だったりと、実はあんまし賢くない感じです。

キャプテン翼同様、主人公のみならずライバルキャラ、チームメイト、両親(優の母親は実は…)などサイドキャラにもきちんとした背景やストーリーが用意され、非常にわかりやすい伏線(フラグがあまりにも多過ぎ)も張りつつ丹念にストーリーが展開されているのがとても好感が持てます。(昔の長期放送アニメは、こういうところがキチっと作ってあるので作品に奥行きが出ます)

ただ、若干超展開(話がいきなり飛ぶこと)気味なのが気になりますが、テンポがいいって解釈しています(笑)。

AttackerYou10.jpg

バレーボール部分も、アタック、レシーブやサーブなどを人間離れした魔球にしなかったのが非常に好感が持てます。

また、高身長対応や外人選手への対処、フォーメーション、相手チームとの駆け引き(時間差・クイックなど戦略面から選手引き抜き・主人公つぶしの共同戦線・審判買収!といった政治的な部分も含め)、果てはママさんバレーへの指導(不調に陥った主人公の復調の伏線)、ウェイトトレーニング(時代相応に科学的じゃありません)、怪我からのリハビリ、主人公・チームメイトの減量話(笑)まで、これでもかというほどてんこ盛りで、丁寧すぎるほど丁寧に描かれ、バレーボールの基本や当時のバレーボールのおかれた状況が勉強できます。
AttackerYou19.jpg

そんな作風なので、商品が届いてから時間や寝食を忘れて真剣に魅入ってしまいました。
一度見出したらやめられない止まらない、麻薬のようなとんでもない中毒性で大ハマリしました。
d0221068_17454952.jpg

自分は、こういうライバルなどが多数存在し、目標・目的がはっきりした作品が大好きなのです。ジャンルでいえば、スポーツものと時代物(戦国・三国志関係がメイン)がそれに該当し、こよなく愛しています。
tc1_search_naver_jp222.jpgimagesCAX11IZP.jpg


もっとも、洗濯板でユニフォームを洗濯したり、原始的で科学のかけらもないトレーニング(昭和仮面ライダーの特訓と大差ありません)や、古式ゆかしいスパルタな体育会系指導(13話でやり玉に挙げられ、中学時代の監督が辞職してしまいます。(のちにライバルチームの監督・全日本ジュニア監督・全日本監督になぜか就任していますが(笑)当然やりかたはスパルタのまんまです)など、その当時の尺度でも時代錯誤な部分も見受けられます。
tc3_search_naver_jp555.jpg
中学時代から、全日本監督までになる大門監督。今だったら後ろに手が回るようなことを平気でやっています(笑)。しかしスパルタだけでなく、序盤で騒動の責任として優をバレー部に強制入団させるのを皮切りに、優を自分の実業団チームに引き抜きをかけたり、大門の方針に反発しチームを抜けた奈美を自分のチームに戻す条件として、往年の全日本エース、田島カナ子(実は優の…)を自分のチームの強化コーチとして引き入れる、さらに全日本監督になるために様々な妨害工作や根回しまでします。竹中半兵衛や諸葛孔明もはだしで逃げ出す駆け引き上手の策士でもあります。ただし、コート上での指揮能力・選手起用や戦術采配は超ダメダメです(笑)。コーエー歴史シミュレーションゲームに例えると、知力・政治力は結構高いけど魅力・統率が異様に低いタイプのようです

現在のルールとの違い(現在はラリーポイント制・リベロ制採用などルールが変更されている)といった時代相応の部分もありますので、バレーボールファンが鑑賞する際は「昭和のバレーボール・28年前の作品」と割り切って見ることをお勧めします。
tc3_search_naver_jp.jpgtc2_search_naver_jp333.jpg


また、男性視聴者へのサービスも抜かりなく、当時の公式ユニフォームのブルマが当たり前のように出てきますし、のみならず、パンチラ・着替えシーン・シャワーシーンが堂々、それも多数登場(乳首も普通に描いています)その筋の人やエロいのが大好きな方にもお勧めといえるでしょう(笑)。その方面も手抜かりなしです!
img_984321_24423248_1.jpg
この調子です(笑)。ここまで多いとありがたみは希薄ですが、この手段を選ばないなんでもあり感はさすが12チャンネル(テレビ東京)!!昼間に堂々セガール映画やコマンドーを放送するだけはある!ちなみにテレ東はセクハラアニメ・まいっちんぐマチ子先生を放送したり、アタッカーYOU!のナックと組み、サイボットロボっちというサービスカット満載のアニメを放送した前科があります(笑)。そこにシビれるあこがれるぅ!

今放送のアニメは萌え絵だけで、金太郎飴みたいに個性がなくみんな同じような内容で、内容がないよ~とお嘆きのアニメファンには是非見ていただきたいアタッカーYOU。ヤフオクで結構安値で転がっているので是非ご落札ください!
s3104977.jpg4529971910041.jpg

突っ込みどころやサービスシーンも(笑)これでもかというほど満載されたこのアニメ。騙されたと思って、レンタル落ちでもいいので入手して視聴してください。
img_984321_24423248_0.jpg

追記
先まで開催されていたロンドンオリンピックで、女子日本代表は韓国を撃破し銅メダルを見事獲得しました。
28年前のアタッカーYOU!で、ロサンゼルスオリンピックで、現実に倣い女子日本代表が銅メダルを獲得していましたが(劇中、主人公・優の終生のライバルで親友、多岐川絵里も代表として活躍し銅メダルをゲット)、まさかこちらがアタッカーYOU!をDVDで観ていたころにメダル獲得するとは……。

運命のいたずらとはこのことでしょうか?優達が目指したソウルオリンピックも、ベスト4まで行っていましたがメダルには及ばず…。まさに快挙といえるでしょう!

アタッカーYOU!を確実に知らないであろう木村沙織以下代表選手の方々にも是非、このアニメを見ていただきたいものです。
スポンサーサイト
2012/08/06

昭和アニメ・特撮名作選 第4回 アタッカーYOU! 前編

現在開催中のロンドンオリンピックで女子バレーボールが決勝リーグまで残りました。
どれだけ世界に対抗できるかTVで応援している方も多いのではないのでしょうか?

今回の名作選は、第3回のキャプテン翼に続き、ロンドンオリンピック便乗企画をお届けします。
女子パレーボールを舞台としたアニメです。

え、アタックNO1?違います。
あしたへアタックというアニメ作品もありますが、あれは配信のみでDVD化されていないようですし…。
asitae.jpg

他にも男子バレーボールもので、ミュンヘンへの道というアニメもあったようです。
myunhen.jpg

製作会社が日テレ版ドラえもん(1973年に放送、現在放送中のテレ朝ドラえもんとは完全別物。ソフト化・再放送、記事掲載も含め、完全封印状態。)の製作会社で、かなりいい加減な経営の末、日テレ版ドラえもん放送中に会社をたたんでしまい、版権の所在者がわからないため視聴はほぼ不可能でしょうね…。
2007-01-20.jpg
aaa.jpg

日テレ版ドラえもん。ウソじゃないよ!本当にあったんだってば!

アタックNO1以外は、バレー物はみなマイナーアニメという宿命です…。
Attack-you-01-kodansha.jpg
漫画版。原作はイトーヨーカドーバレー部のドキュメントより。主人公の所属チーム名が「ヨーカセブン」という会社のチーム「セブンファイターズ」ですが、図らずも後年、セブンイレブンがイトーヨーカドーを吸収、セブンアイグループとして運営しているのを暗示しているかのよう。まさにオーパーツです!

今回紹介するのは、「アタッカーYOU!」というバレーボールのアニメです。
この作品は、ロサンゼルスオリンピックがあった1984年に、テレビ東京系列で放送されていました。
全58話と、一年以上にわたり放送されていたようです。
1092286317.jpg

製作会社は絵の動かない超手抜きアニメ、チャージマン研や稀代の怪作・まんが水戸黄門を世に送り出したナック。マスコットキャラの飼い犬としてパイロット版で終わった「おこれノンクロ」のノンクロを平然と出すところがいい根性していますが(笑)、作画、脚本のクオリティは結構高く、ナックらしからぬ?いい感じの出来です。
getdata.jpgimg_571971_11222639_0.jpg
犬のノンクロ(パイロット版では犬型宇宙人)とアニメ史上に燦然と輝く迷作・チャージマン研。このDVDに、チャージマン研の一部の回とおこれノンクロをはじめパイロット版が3本収録されています。

このアニメも例外なく、え、なにそのアニメ?そんなのあったの?というほど知名度が超低いアニメです。

このアニメは、ネット上でもウィキペディアこそあるものの、それ以外の情報が皆無といっていいくらい少なく、画像・情報集めにかなり苦労しました。
4529971910041.jpgtc2_search_naver_jp444.jpg
右のロングの女の子は主人公の中学時代のチームメイト、のちにライバルにして親友、早瀬奈美。レシーブの名手だが、全編通して貧乏くじ引きまくりで、損な役回り多し。最終回でも、優を差し置いて話のメインながら貧乏くじを引いてしまいました…。

(この時期前後、ガンダムで火が付きマクロス・Drスランプ・うる星やつらなどが大ヒットし、作画・脚本レベルが急激に上昇し、アニメ戦国時代といっていい時期に、古臭い絵柄・ストーリーや、放送局が地方ネットの非常に少ないテレビ東京系列というのも、知名度の低さに拍車をかけています)
Attacker-You-2008.gif
イタリアのみ放映の日伊合作の続編、続アタッカーYOU!金メダルへの道(2008)。今風にアレンジしています。すごく見たいです!

ただし、フランスやイタリアで大ヒット、特にイタリアではバレーボールのプロリーグができるきっかけになった隠れたバレーボールアニメの名作です。
tc1_search_naver_jp777.jpgtc4_search_naver_jp666.jpg
右のオレンジのユニフォームの女の子は終生のライバルにして親友、多岐川絵里。中学生にしてロスオリンピックの代表に選出、メダルをゲットしています。終盤、代表選考のために二分された全日本代表の全日本選抜として、オール日本の優や奈美たちと対決、レーザーアタック(2もあり)なる戦法を編み出し優たちオール日本を苦しめます。でも、「レーザーアタック!」って言いながら打っちゃダメでしょ(笑)。ネタばれやん(笑)。
「レーザー」って、当時グラディウスとかのシューティングゲームやロボットアニメの兵器の認識が一般的でした。


その反面、ヤフオクでは日本製正規の全話入りDVDが非常に安い価格(4~5000円)で買えるため、手に入りやすいので購入しました。(以前からずーっと狙っていました。)
4529971910041_b.jpg


あらすじは、田舎から上京した葉月優という中学生少女が、バレーボールを通してライバルと競い、様々な困難に立ち向かうという定石通りの、オーソドックスすぎるくらいオーソドックスなスポ根アニメです。
8281889_m.jpg
ピクシブ画像その1。優や奈美の出身校、優を含めた氷川中学の補欠チームの皆さん。奈美率いるレギュラーチームと対戦、僅差で惜敗するも試合後に、画像最前列の優(右)とチビ(左)はレギュラーに昇格します。

優は中学バレーを皮切りに、高校に行かず(金で買おうとする高校スカウトに嫌気がさして、そしてライバルである親友・多岐川絵里が実業団に入ったので決着をつける意味で)そのまま実業団バレーに押しかけ入団(入団の条件として、定時制高校に通わされるがそこでも体育館使用権を巡り全日制とのバレー対決が…対戦相手はのちに全日本代表で合流)、実業団大会連続優勝を経て、全日本代表のレギュラーになりソウルオリンピックを目指していくというストーリーです。(代表争い、レギュラー獲得でストーリーは終了しますが。)
23124844_m.jpg
ピクシブ画像その2。こんな超マイナーアニメをピクシブで…よよよ(涙)

またまた記事が長い病が発症してしまいましたので、続きは次回に持ち越しにします。

2012/07/28

昭和アニメ・特撮名作選 第2回 電人ザボーガー

久しぶりの昭和名作選コーナーとなります。

今回は、1974年に放映され、人気を博した「電人ザボーガー」を取り上げます。
zaboga_title.jpg

電人ザボーガーは、秘密警察・大門豊が悪のΣ(シグマ)団に対抗するため、ザボーガーというバイクに変形する人型ロボットを駆使してシグマ団の悪の野望を阻止していく…というストーリーです。
515pa2fyV7L.jpg

昨年、板尾創路主演で映画化リメイクされ(監督・井口昇)、話題と好評を博したザボーガー。
映画版は未見なので、いつの日かDVDを購入し記事で取り上げる予定です。
3422c_230_92f1ce3ae57b98c7f0b4e090dc0b7ed7.jpg
新作映画版(左)と旧作TV版(右)の対比
今回の記事は、TV版をベースに展開します。

TV版は、予算繰りの厳しい中着ぐるみ・特撮の出来も大変よく、マシーンザボーガーのバイク変形プロセスも違和感なくきちんと変形します。車を大幅に改造し、敵ロボットとして登場させたセンスもお見事!です。
(映画版にも車改造ロボットはちゃんと登場。映画版の予算繰りの攻防の一番の焦点だったそうです。)
t02200302_0326044810967177296.jpg

また、ブルース・リーのアクションを参考にした大門豊のアクションシーン(関節の取り合いまであり!時代が早すぎます!)も見ごたえのある、昭和特撮屈指の名作です!

昭和特撮を知らない若い人にこの作品を見てもらったら、この人は「これ(マシーンザボーガー・バイク形態)乗って街中走ったら絶対職務質問受けますよね(笑)」などと、身も蓋もない、いや、作品の本質をたった一言で見事に言い表した名言(笑)で返されました。
あまりの的確さに、私も返す言葉が見つかりませんでした(笑)。
img_470058_44568091_0.jpg
バイクが好きな走り屋のブログで、自作したザボーガーバイクの画像を発見!本当に造る人がいるとは露にも思いませんでした…。(実際に運転できるキカイダーのサイドマシンのレプリカも実在しますので、あながち造れないこともありません)職務質問されずに、公道で無事走行できるのでしょうか?

脚本も今見るとかなりたいがいな感じです。

敵ロボット・メカアニマルがビルの鉄骨を溶かし、構造物を磁石付きのヘリコプターで運び出しビルを丸ごと消す、かなり無理のある設定の第6話に始まり、ライバルのシグマ団幹部、秋月玄初登場回に至っては、秋月玄との見ごたえ満点の壮絶なアクションのあと、大門豊は駆けつけた警察により疑いをかけられ逮捕されてしまいます。
imagesCABCOUWV.jpg
秋月玄とマシーンホーク

警察署の前にはマシーンザボーガーが置いてあります(笑)。まず普通、真っ先に道交法違反で、改造バイク?マシーンザボーガー乗用の件でしょっ引かれるでしょ(笑)。
cdf58387dadf54f5.jpg

取り調べで当然、職業を訊かれた大門は、秘密警察という密命を帯びているため、秘密警察であることを絶対口に出してはいけないと、「そんなことはどうだっていい!」などと口走ってしまします(笑)。

さらに、動機を訊かれると、一言のもとに「シグマの仕業だ!」などと、いきなり責任転嫁しだします(笑)。
まあ、本当にシグマの仕業なんですが、ちょっと大人の対応ではないと思いました(笑)。
20110726044430.jpg
孔明の罠で知られる諸葛孔明もこんなことを考えていたのでしょうか(笑)。
シグマといい、ガッチャマンのギャラクターといい、仮面ライダーBLACKのゴルゴムといい、正義の味方はなんでも悪の仕業にしてしまいがちです(笑)。


また、そのあとの回で実力で大門豊を倒したい秋月が不本意ながら、大門豊を罠にはめ、地雷原におびき寄せようとしますが、その直前に大門にとどめをささず、逆に大門から「シグマ団をやめて、ともに戦おう」と説得されたのが(秋月は結局断る。大門の図々しさだけが目立つ)響いたのか、秋月玄は地雷原をマシーンザボーガーで駆る大門に「危ない!そこには地雷があるぞ!」などと大声で叫び、知らせてしまいます(笑)。それを受け大門は無事回避。

ドリフのコントじゃあるまいし、ちょっと人としてどうか?と思いました(笑)。
235219-w300.jpg
映画公開に呼応して発売された当時風ソフビ人形。6300円。高っ!

そんなこんなで小競り合いを繰り返し、シグマ団はついに壊滅。新たな敵が待ち構えていました。
新たな敵は、三つ首龍を首領とした恐竜軍団。
タイトルも「電人ザボーガー対恐竜軍団シリーズ」に改題されます。
(にもかかわらず、主題歌では相変わらず「シグマの仕業」なのがご愛嬌ですが(笑))

恐竜をモチーフとした敵ロボット・メカアーミーのまえに手も足も出ないザボーガーと大門。

そんな中、マシーンバッハというバイクを持つ(このバイクのデザインも職質ものです(笑))松江健という若者を
説得し、ザボーガーとマシーンバッハを合体させ、ストロングザボーガーとして強化を図ります。
img_984321_21547042_3.jpg
ストロングザボーガーと衣替えした大門豊。ストロングザボーガーのゴテゴテしたデザインが私的には好みではないです。

それにしてもこの松江健、勝手な行動といい加減な性格で大門豊の足を引っ張りまくります。
説得に応じたのも、片思いの幼馴染の女の子がそう言ったからという安易な発想からです(笑)。
正直単純バカです。ちなみに演技も超大根で、オミプロの方々の演技の偉大さを再確認させられました。
20111019_981939.jpgimagesCA27XELO.jpg

松江健とマシーンバッハ。正直、健はマシーンバッハさえ提供してくれればどうでもいいです。それぐらい役に立ちません。

この恐竜軍団編で特筆すべきは、45話に登場するキラメカというロボット専門の殺し屋でしょう。

20111019_981940.jpg
王女メザ。プロップの杖が異常に怖すぎです(笑)

恐竜軍団幹部・王女メザは(ウルトラマンエースの南夕子役の人が演じています。王女メザは、大門に速攻で見破られるようなコスプレレベルの変装も得意?としています。)キラメカに大門豊の暗殺を依頼しますが、キラメカもはじめはロボット専門なので人殺しの依頼は受けないとしながらも、「でも女の依頼は喜んで受ける!依頼額は1000円でいい。それが俺の気持ちだ。」などとのたまいます。何寝言言ってんでしょうかコイツは(笑)。

結局、キラメカは大門に敗れ去り、「たった1000円のやつに負けるとは」と言い残し死にます。

img_768043_35287814_0.jpg
当時もののプラモです。今買うと5ケタ単位の、それなりの出費を覚悟しないといけません

その庶民的なセコさ加減、女性への異様な甘さ加減、そして無駄に凝ったセリフ回し。
まるで、どこかの某吉祥寺の自主映画集団の製作作品のようなやり取りです(笑)。

キラメカの回観たとき、これはどこのオミプロだ?とマジで思いましたもの(笑)。
というか、感性の波長が全く一緒なのがビックリさせられました!

特撮よし・ギミックよし・アクションよし、脚本も突っ込みどころ満載でわらえるこの作品、一回動画サイトで見てみて(結構転がっています)、良ければ映画版を見てみるもよし、テレビ版のDVDも再販され、お求めやすい価格に落ち着いてますので、購入してご堪能されるのもまた一興でしょう。理屈抜きに楽しめます!
41YTFT72W9L.jpg

最後に、マドンナと世界の音楽市場を二分するほどの天才的スーパースター、レディ・ガガのアルバム「ボーンディスウェイ」のジャケット画像で締めくくりたいと思います。このジャケ見たとき大爆笑して笑いが止まりませんでしたもん(笑)。
8889c21968d183d6.jpg

♪赤いシグナル非常のサインー♪いーかりの電流ほとばしーるー♪チェンジーシュートーだー…………レディ・ガガ(笑)!♪ジャケットのデザインは誰の仕業?

いや、これ、どう見てもザボーガーでしょ(笑)。申し開きできないレベルでしょ、これ(笑)。

ガガ様はマドンナの楽曲を盗作した疑いで、マドンナと小競り合いを展開して世界のエンターテインメントシーンをにぎわせていますが(笑)、楽曲のみならず、奇抜なファッションにも定評のあるガガ様、まさかザボーガーとは……

いやはや、天才・ガガ様の考えていることは全くわかりません……。
Lady-Gaga-by-Zaldy-2.jpgRoisin-Murphy-Lady-Gaga-lobster-hat.jpg
下手な出オチ芸人より段違いに面白いガガ様の衣装!年末の笑ってはいけないシリーズに出演熱烈希望!



ガガ様とマシーンザボーガー、キラメカ登場回の脚本とオミプロの作風…おそらくお互いがお互いを知らぬまま、
製作されたものと思いますが、感性の波長の周波数の同期が、思わぬ奇跡を生み出すものだと改めて感心させられました(笑)。

MTV-VMAs-Show-Lady-Gaga3-600x400.jpg
ゴゴゴゴ…これは新手のスタンド…!?(ジョジョの奇妙な冒険)ではなく、ペルソナ?でもなく、受賞時のガガ様(笑)。右のエミネムの嫌そうな顔がいい感じです。ガガ様の面白衣装で楽々記事1本書けそうなので、近日中にチャレンジします!




2012/01/29

昭和アニメ・特撮名作選 第1回 アパッチ野球軍

さて、記事も40を数えたところで、そろそろ新コーナーを立ち上げてみようと思います。
具体的には、自分の手持ちのDVDから、昭和時代に放映されたアニメや特撮の名作を紹介するコーナーです。

記念すべき第1回目は、1971年に放映された野球??アニメの超傑作……え、巨人の星?あれも確かに再放送はTVにかじりついて真剣に見ていたんだけど…違います!侍ジャイアンツ?すっごい好きなんだけど、DVD持ってないんですよ(泣)…めちゃくちゃ欲しいんだけど…。

今回紹介するのは、アパッチ野球軍というアニメです。
CIMG0724.jpg

アパッチ野球軍とは、1971年に、NET(今のテレビ朝日)で放映されていた、花登筐(昭和時代の名脚本家。貧乏人ものや人情ものを得意とする)原作の、野球?アニメです。

ストーリーは、元高校野球屈指のピッチャーで、自分の意思でプロ野球入りと、野球人生を断った堂島剛という若い男が、高校時代の恩師の勧めで、四国の山奥の猪猿村という村落の私塾(正規の学校じゃない)に野球を教えに行くも、いろんな意味で常識離れした塾生との対立・和解や村民との対立、数々の事件を経て、アパッチ野球軍という野球チームを作り上げていく…という、何とも説明し難い楽しい物語です(笑)。
story_img_1.jpg

とにかくいろんな意味でハチャメチャなアパッチ野球軍のチームメンバー(笑)。
猿並みの運動神経を有するモンキー・怪力の材木・ナイフ投げが得意の一匹狼、網走・大きい鼻が特徴のハッパ・セーラー服にもんぺの花子、着物姿で丸っこい女子の大根・秀才で学生服のまま野球をする大学などなど、「こんなやついるか!」って感じのあり得ないキャラクターばかり(笑)。
imagesCA0EPMA9.jpgpenginkey.jpg
昨今の主流の絵柄のアニメと比較(笑)。同じアニメというカテゴリーとは思いたくない(笑)!!

劇画調のリアルで荒々しい作画と強烈な個性をもったキャラクターたちは、今の綺麗で可愛い絵柄のアニメを見慣れた人にはきついというか、かなりの衝撃とカルチャーショックを受けること請け合いです(笑)。はっきりいって、絵が怖いです(苦笑)。

話も妙にリアルというかぶっとんでて、第1話での堂島と塾生のファーストコンタクトが、ハッパと材木が私塾の校長の孫娘、千恵子先生を襲うところで(思い切り乳もんでます(笑)!)、野球道具一式を買うために5万円の資金を預かった材木とモンキーが、街に野球道具を買いに行ったはいいが、街の誘惑に負けて金を使い込んでしまう第7話(このエピソードは、アパッチ野球軍の運営をかなり左右し、後々まで蒸し返される(笑))や、野球ルールもろくに知らないアパッチ野球軍の初試合がダム見学の小学生たちで、その小学生にぼろ負けしてしまう第10話、選挙違反しまくりの村長選挙(8~12話)など、息をつかせぬジェットコースターのような展開で、とっても面白いです(笑)。今年正月に、ついつい話に惹きこまれて一気に全26話見てしまいました!
apachihare.jpg

しかし、さまざまなワナや困難、新村長・小森のアパッチ野球軍つぶしの謀略に堂々と立ち向かい、そのことごとくを受け止めて超然と対処する堂島の人間力はすごいですし、最初は反発していた塾生たちが堂島に挑戦するも、ことごとく堂島に跳ね返され、一人、また一人と仲間になり、アパッチ野球軍が強化、メンバーが野球を通じて成長していく様は、まさにドラクエやFFも顔負けのRPGぶり!下手すると昨今のRPGゲームよりもはるかにドラマチックな展開に思わず感動してしました!
img_686896_29478612_0.jpg

終盤はアパッチ野球軍の全メンバーが集結し、主力メンバーのモンキーや網走などの引き抜き話をはねのけて、ついに?甲子園優勝校・QL学園との対戦が実現します。

自分の実力を過信し、調子に乗ったピッチャー網走に反発したナインたち。まともに守備をせず、チームワークはガタガタになり、QL学園に先制を許します。

しかし、体を張った大根の決死のファインプレーにより、目が覚めて一丸となるアパッチ野球軍。試合はアパッチが終盤に奇跡の大逆転!リードで迎えた9回裏、ホームランコースのボールを、外野のモンキーが驚異的な身体能力でスコアボードまで登り、ボールをキャッチ!試合終了、アパッチ野球軍初勝利!!(残念ながら、本来のルールではその打球はホームランです(笑))
APACHIREC2.jpg

堂島は、初勝利の勢いで高校野球連盟に加入申請するものの、正規の学校でない(私塾です)ことを理由に却下されますが(笑)、怒るメンバーたちに「お前たちは、甲子園優勝校に勝ったんだから、甲子園優勝チームと同然だ」などと子供だましの三段論法(笑)で説得し、千恵子先生を連れて猪猿村を離れて物語が終了します。

最終回がいまいち釈然としないものの、大傑作アニメだと私は思います。
0から立ち上げて成長していき、満足のいくエンディングを迎えるという点では、ジャンルや作風は180度違いますが、けいおん!と同じ根っこの作品かな、と私は勝手に思っています。
p1.jpg

DVDBOXは発売されていますが、かなりのプレミア価格のこの作品。
機会があれば、全話通して視聴されることをお勧めします。傑作です!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。