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2014/12/17

2014 12/17 DXオミプロ撮影お手伝い日誌 [外伝その18] 手を握る事すらできない編

オミプロキャスト・スタッフのオミプロ以外での活躍・活動をリポートするオミプロ撮影お手伝い日誌外伝も12日の神楽坂さんの公演から間を空けず、今回はオミプロキャスト・三木綾乃さん出演の舞台公演に行って参りました。

オミプロキャスト・三木綾乃さん出演の舞台
劇団時間制作5回公演
「手を握る事すらできない」
12月17日(水)~12月21日(日)
東京・高円寺 明石スタジオにて公演


キャストによる劇団時間制作第五回公演CM【一言篇】




会場の最寄り駅はJR総武・中央線高円寺駅。

会場は開演前にすでに満席。

そして開演。舞台のあらすじは、

ある都内の高校で心中事件が発生。女子生徒はそのまま死亡、男子生徒は一命を取り留めたが逮捕、その後少年院服役を終え出所。その事件の背景と原因には、クラス内のいじめが大きく関わっていた・・・!

舞台冒頭は、事件を起こし出所した少年と、当時の担任教師のやりとりから始まります。
冒頭のスマートフォンをうまく小道具として使った演出は、センスが光ります。

ネタばれのようでいて、さにあらず。

結果の提示からスタートしてそのプロセスを徐々に舞台・作品で見せていく手法は、ジャンルは違いますが推理モノの「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」の話の進め方に良く似ています。

はじめに結果有りきで、「何がどのようにどうしてどうなった、のか?」を物語で見せていく、という手法です。

物語上のクラスの生徒たちは、みな良く言えばそれぞれが個性的、悪く言えば一癖も二癖もある連中ばかり。
そんなクラスの生徒たちのそれぞれの思惑が交錯して、陰湿ないじめが連鎖を生みクラスに暗い影を落とします。

表面上では仲良くやっているように見えても、「嫌われたくない」「居場所を失いたくない」「アイツが嫌い」という生徒たちの負の感情が、いじめの連鎖や温床になるということが、舞台上の物語で次々と入れ替わり立ち代り展開されていきます。

劇団時間制作第五回公演「手を握る事すらできない」予告篇





のみならず、担任や教頭、高校OGである教育実習生たち教師の観点からも、いじめについての問題提起や現実のできうる対処法が語られます。ただ、いじめの見解については「運営側」「現場担当者」「実習生」と、生徒側の感情と比べて立場の違いによる相違の幅が大きいのも趣き深いとおもいます。

「いじめられる側」「いじめる側」「見守る教師」(教師は立場により大幅な観点の乖離がある)のそれぞれ異なる立場の視点から、物語とメインテーマである「いじめ問題」を多角的に見ることができる物語の作り方は、「さすが!」と感心しました。

そして、2013年に公布された「いじめ防止対策推進法」にもふれ、法律ができたのはいいものの、法律が教育現場に追いついておらず、いじめの解釈も教師側に委ねられ実際に事件が起こらないと手が打てない、という現行の法制度の問題点にも言及し風刺している点も、大きく評価できると思います。

また、随所にコミカルなセリフのやりとりがあるので、「いじめ」という重いテーマを扱っていても、思ったほど全体的に陰惨にならないで、ポイントポイントで肩の力を抜きつつ、物語を集中して一気に観られます。

クライマックスは、いじめられる立場の男子生徒と女子生徒が、心を通わすも・・・。
ここまでのプロセス、そして物語の最終着地点は、実際に会場に行ってじかに観覧して確認していただけると幸いかと思います。

劇団時間制作第五回公演CM【タイトル篇】





綾乃さんは物語後半、クラスの生徒の後輩として登場。
感情の起伏の激しいラジカルな気性の女子役で、非常に印象的なキャラクターで大きなインパクトを残しました。

なお、この公演はダブルキャストで、本日は「下手(シモテ)チーム」の登場公演。
21日の千秋楽までに、「上手(カミテ)チーム」と交互に出演、綾乃さんをはじめとした出演者たちはチームごとに配役が入れ替わることとなるので、観覧の際はご注意ください。

記事をご覧になった方で、興味を持たれた方は、21日日曜日まで公演していますので、是非会場まで足を運んでいただき直接会場でご覧いただけましたら、幸いです。

全体的に、単純に「善悪論」「二極論」で片付けず、登場キャラそれぞれの観点から「いじめ問題」について考察がなされ、考えさせられると同時に、内容的にも非常に有意義な舞台観覧でした。

では、3日後の次回撮影、オミプロお手伝い日誌にご期待ください。
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コメント

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舞台みにきてくださってほんとにありがとうございました(*^^*)

綾乃さん、コメントいただきありがとうございます。そして初日公演お疲れ様でした。すばらしい公演内容、そして綾乃さんの存在感、見させていただき大感謝です。
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